2008年11月23日日曜日

SANS実験at FRM-II

日曜日スタート月曜日終了の一日のビームタイム。KM君もHEさんも張り切っています。それもそのはず、高分子のコントラストバリエーション実験で、試料調整に大変苦労したもので、ビームを当てて結果を見るのが楽しみで仕方ない。実験を開始してみてしばらくしてわかったが、ここの装置はかなり強度が強い。フラックスを見ても8乗の桁に近い値だ。実際、ビーム強度は強く、散乱強度の弱い試料であるにもかかわらず、質の良いデータが得られている。今回小角実験を行っているのは、ユーリッヒ研究所で長年利用されてきた小角散乱装置をミュンヘンに移設したものである。多くの日本人も親しんできた装置である。それがすばらしい装置となってミュンヘンで利用されているのである。その装置を使うことができて自分も幸せである。この調子で行けば、明日、月曜日からのスピンエコー実験も良いデータが得られるものと期待される。

夜中にコンピュータのトラブルが発生し、装置が制御不能となってしまった。復旧するのに1時間ほどかかったが何とか復旧できた。そして、予言どおり、徹夜の実験なのである。夜中になり、冷えるなぁ、と思ったら、外は雪。今夜は積もっています。

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