2008年11月6日木曜日

1μs

朝同室のJSGが、メールを見ながら、「うぉぉ〜」と言う。何かなぁ、と思って聞いたら、フランスのスピンエコー装置でとうとう1μsのデータを観測した、というのである。いよいよスピンエコーが本格的に1μsの世界に入る、ということか。それにしても、どんなデータなのか、早く見たいものである。

午前中はスピンエコーデータの解析。ようやく、磁場の影響の全容が分かって来た。結局おかしな振る舞いをしていたのは、試料のせいらしい。磁場は確かに影響あるが、実験を継続する事は可能だ。一つバグもなくなったし、まぁ、収穫はあったのではなかろうか。

KS君の残して行った試料の片付けをした。

午後は来週X線の実験をしに行く研究所のwebトレーニングを受けた。これは、放射線や安全について資料をみてから最後に質問に答える、というもの。資料の量も半端じゃない上、設問も結構難しい。まじめに資料を読まないと答えられない。試験に合格する為にはある程度点数をとらなければならない。結局、一つ目は85点、二つ目は87点でなんとかクリアできた。それにしても難しかった。

それと、来週の実験と再来週のドイツの実験の旅行の手続き等を行った。

また、昨日になるが、波紋の原稿を担当者に送った。1μsの話題も書き加えようかなぁ…

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