2008年5月29日木曜日

実験データ解析

本日は快晴。最近夏になって、快晴の日が続く。雷雨の日々はいつ来るのだろうか。

さて、今日は朝からデータ解析三昧の一日だった。

まず、昨日の続きで、ストーニーブルックのTKさんと一緒にやってる実験の、スピンエコーデータを解析する。いくつか面白い事が分かった。それをレポートにまとめて夕方にはTKさんに送った。

TKさんのデータ解析が終了したら、KS君のスピンエコーデータの解析を行った。こちらもいくつか面白い事が分かった。明日、もう少し解析して、KS君と議論する事にしよう。ちなみに、KS君も独立に解析をしているのだが、こういう面白いデータに関しては複数の人間で独立に解析する方が、後の不確定性がなくなるという点において重要である。最近時々話題になる、ねつ造とかという問題に対処する為にも必要なのかな。

KS君の解析で、前のサイクルに実験したデータの解析がほぼ終了した。続いて、お茶代のYSさんから来ていたメールの対処の為、改めてMI教授の実験データを眺めた。特に問題となっている条件での解析結果を吟味して、YSさんにメールを書いた。

という訳で、今日は前のサイクルにやった実験のデータ解析(スピンエコー分)をだいたい終わらせた。まだ少しやらなければならない事があるが、マイナーな事だと思われる。

これらの合間にも、AFさんがやってきて、VGSさんらと一緒にやった実験の小角散乱データの解析についての質問があったり、DNさん(サイエンスグループのリーダー)がやってきて、いくつかこれまでにやった実験の結果についての質問に答えたりした。

夕方帰宅した後、KS君と自宅で飲みながらいろいろ話をした。その中で、面白かったと言うか自分で話題をふったのだが、natureに掲載されている論文について、その内容等について、批判とも自分たちの方針とも言える様な話をした。彼のデータは面白いので、今後いくつかnatureクラスの雑誌に載る事になるだろう。うらやましい限りである。とはいえ、自分としては、自分の知り得た正しい知識を論文として世に問うて行くだけの事である。

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