2008年5月22日木曜日

磁場テスト

今日は晴れて気持ちのいい一日だった。

昨日から隣の装置がうちの装置に与える影響を調べる実験をはじめた。となりの装置に磁石をおいて、その磁石の磁場をキャンセルするコイルを置いて、スピンエコーの分解能を測定する、というもの。ところが、夜中の1時にスピンエコーがダウン。気がつかず朝まで放置。その後、条件を変更して明日の朝までの測定をかけることにした。

その後は、久々に自分のオフィスで落ち着いてパソコンに向かう。いくつかのペンディングにしていたメールの返事を書き、Physical Review E論文の図の修正をして再投稿(論文受理だが図の修正が必要だった)。その後、小角散乱セルを片付けに実験準備室にこもる。S君とカフェテリアで昼食をとった後、引き続き実験室で片付けをする。合間合間でオフィスに戻り、実験データの解析を並行して進める。実験の片付けも終わった午後4時過ぎ、Vijayが訪ねて来て、Antonioと一緒に、以前測定したスピンエコーデータについて議論した。それが終わって明日の磁石変更の打ち合わせを少しして、散髪のため職場を後にした。

自宅で夕食をとった後、明日のマシンタイム決定委員会に向けて申請書を再度読み直した。明日はマシンタイム決定の会議にオブザーバーとして出席する予定である。また、朝から磁石を変更して新しく測定をかけることになる。

ところで、先日測定した小角散乱データの解析結果は少し不思議な傾向を示している。高濃度では予想通りの振舞をするのだが、低濃度で少しおかしい。これでは論文に出来ないので、再度数時間のマシンタイムを依頼しよう。

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