しばらくの間、ブログを書く事をやめていました。でも、さすがに、いろいろな出来事があるかもしれないので、しばらく書いてみる事にします。
冒険のスタート。
というのは、半年ほどメリーランドを離れてインディアナ中心の生活を送る事にしたのです。
まずは、メリーランドのレントハウスを大家に返して、テネシーに向けて出発です。テネシーは某研究所で実験です。今回はパルス中性子を使ったスピンエコーを初めて使ってみます。PBさんとAHさんと一緒の実験です。皆とは現地で集合します。冒険ということで、家族も一緒なので、みんなで車に乗って移動しました。
およそ8時間ほどで到着。
ノックスビルのCahoun's restaurantで食べました。久しぶりにRibを食べましたが、子供達にはあまり評判が良くなかったようで。
2011年6月22日水曜日
2008年6月26日木曜日
NSE実験とSANS実験準備
午前中はしのぎやすい天候だったが、午後からはものすごく暑かった。夕方今年初めて蝉の鳴き声を聞いた。
午前中はスピンエコーの試料交換をして、その後データ解析を行った。昨日まで測定していた系は比較的速いダイナミクスがみられ、しかも緩和モードが二つあるようなのだが、今日測った試料はほとんど緩和していない。つまりとても遅いダイナミクスを示している。これはある意味残念な結果だが、考えてみると実は面白い結果なのかもしれない。よく考えてみよう。測定の結果があまりに緩和していないので、温度を上げてもう一点測定することにした。明日の朝、試料交換である。
このほか、午前中は、久しぶりにZY君と議論した。インディアナのDBと話をして来た彼は、少し元気になった様に見えた。以前の論文原稿について少し進展がある、ということなので、明日の議論がまた楽しみである。新しい論文原稿についてはコメントを伝えて、今後するべき実験などについて話し合った。
午後は自分の研究テーマのことについて少し考えながら、プログラム作りをした。今日完成させたかったが、うまく計算できていないようだ。どこが間違ってるかゆっくり考えてみよう。
その後夕方から、明日からの小角散乱実験の準備を行う。今スピンエコーで測定している試料の小角散乱を測定する予定である。これら一連の測定ができれば、論文としてまとめる事が出来るだけのデータが集まるかもしれない。ダイナミクスを理解する上でも小角のデータはどうしてもみたいので、明日からの実験も楽しみである。
午前中はスピンエコーの試料交換をして、その後データ解析を行った。昨日まで測定していた系は比較的速いダイナミクスがみられ、しかも緩和モードが二つあるようなのだが、今日測った試料はほとんど緩和していない。つまりとても遅いダイナミクスを示している。これはある意味残念な結果だが、考えてみると実は面白い結果なのかもしれない。よく考えてみよう。測定の結果があまりに緩和していないので、温度を上げてもう一点測定することにした。明日の朝、試料交換である。
このほか、午前中は、久しぶりにZY君と議論した。インディアナのDBと話をして来た彼は、少し元気になった様に見えた。以前の論文原稿について少し進展がある、ということなので、明日の議論がまた楽しみである。新しい論文原稿についてはコメントを伝えて、今後するべき実験などについて話し合った。
午後は自分の研究テーマのことについて少し考えながら、プログラム作りをした。今日完成させたかったが、うまく計算できていないようだ。どこが間違ってるかゆっくり考えてみよう。
その後夕方から、明日からの小角散乱実験の準備を行う。今スピンエコーで測定している試料の小角散乱を測定する予定である。これら一連の測定ができれば、論文としてまとめる事が出来るだけのデータが集まるかもしれない。ダイナミクスを理解する上でも小角のデータはどうしてもみたいので、明日からの実験も楽しみである。
引き続き実験中
晴れ。
朝から試料交換をする。今朝までで、一つの試料の温度変化とバックグラウンドの測定を終了した。次に、異なる種類の試料の測定をかけることにした。この試料は、高価な重水素化物をふんだんに使ったもので、良い結果を期待している。予定通り、みたいものからの散乱シグナルは得られたので、後はこの系のダイナミクスが欲しいところに入っていれば当たりだ。予想では入っているのだが、果たしてどうか。
試料交換後に、メールチェックをしたところ、東大のKM君からメールがあり、スライドリングゲルのスピンエコー測定結果についての報告があった。また、その結果を論文化する、と言う事での相談でもあった。内容的には大変すばらしいのであるが、少し吟味したい事があったので、今日は結局返事が書けなかった。それにしても、彼の結果を論文にする前にその前の実験を論文にせねばならず、暫くペンディングにしていた課題について考え直すことにした。午後に入ってから、計算の間違いに気づき修正したところ、そこそこリーズナブルな結果になった。最近計算間違いが少し気になる。もっとキチンと吟味せねば。懸案事項が解決したので、後はその結果についても論文としてきちんとまとめるだけである。個々暫くラメラ構造の件で論文を書いていたが、そっちをペンディングにして、ゲルの論文を仕上げる事に専念する事とした。
夕方に、TKさんと少しキャッチボールをして、夕食は北京ダックを今週帰国されるTさん一家と食べた。今度こそこれがお別れの食事となった。その後、職場に戻って論文の構想を練り直していたら、バージニアのMKさんがやって来て、2時間程しゃべった。彼女の悩みはいろいろ深い。そして、試料交換をして今日の仕事を終了とした。
朝から試料交換をする。今朝までで、一つの試料の温度変化とバックグラウンドの測定を終了した。次に、異なる種類の試料の測定をかけることにした。この試料は、高価な重水素化物をふんだんに使ったもので、良い結果を期待している。予定通り、みたいものからの散乱シグナルは得られたので、後はこの系のダイナミクスが欲しいところに入っていれば当たりだ。予想では入っているのだが、果たしてどうか。
試料交換後に、メールチェックをしたところ、東大のKM君からメールがあり、スライドリングゲルのスピンエコー測定結果についての報告があった。また、その結果を論文化する、と言う事での相談でもあった。内容的には大変すばらしいのであるが、少し吟味したい事があったので、今日は結局返事が書けなかった。それにしても、彼の結果を論文にする前にその前の実験を論文にせねばならず、暫くペンディングにしていた課題について考え直すことにした。午後に入ってから、計算の間違いに気づき修正したところ、そこそこリーズナブルな結果になった。最近計算間違いが少し気になる。もっとキチンと吟味せねば。懸案事項が解決したので、後はその結果についても論文としてきちんとまとめるだけである。個々暫くラメラ構造の件で論文を書いていたが、そっちをペンディングにして、ゲルの論文を仕上げる事に専念する事とした。
夕方に、TKさんと少しキャッチボールをして、夕食は北京ダックを今週帰国されるTさん一家と食べた。今度こそこれがお別れの食事となった。その後、職場に戻って論文の構想を練り直していたら、バージニアのMKさんがやって来て、2時間程しゃべった。彼女の悩みはいろいろ深い。そして、試料交換をして今日の仕事を終了とした。
2008年6月23日月曜日
スピンエコーの実験
今日は午前中快晴、夜少々雷雨。
今日からストーニーブルックのTKさんと一緒にスピンエコー実験です。午前中、試料の準備、装置の準備を行い、お昼前には測定を開始できました。今回の実験は、これまで二回程予備実験を行い、試料濃度を上げての実験です。課題もしっかり採択されており、落ち着いて良い実験をするのみです。実験は長時間測定で、一つの試料を1日から2日かけて温度変化を測定する、というもの。最初の試料のデータを見てみた限り、予想通りの緩和カーブが得られているようだし、データも奇麗に取れている。さい先よい滑り出しである。
また、今日から我々の研究所では中性子の夏の学校が行われている。この夏の学校は毎年行われ、一年おきに、小角反射率組とダイナミクス組がそれぞれ主催することになっている。今年は小角散乱、反射率計についての夏の学校で総勢37名が参加しているそうである。丁度TKさんの実験を立ち上げようとしていたところ、CBさんがやってきて、「スピンエコーの説明を5分でよろしく」と言って来た。英語で5分のスピーチをするのはまだしんどいのだが、スピンエコーの説明をするだけの事なので、まぁ、なんとかこなした。途中で、英語がグタグタになってしまったが、皆真剣に聞いてくれたし、質問もしてくれたのでよしとしよう。
午後からはその夏の学校の生徒さんの普段やっている研究に関するポスターセッションがあり、数人の研究についてポスター発表を聞きに行った。夏の学校で普段その生徒さんが行っている研究のポスター発表、というのはこれまで聞いた事のない試みであった。普通夏の学校の生徒さんは聞き役になる事が多いが、その初日に自分から説明する、という時間がある事は学校をこなれたものにするためにはとても良いものであると感じた。勿論その分中性子に関する講義もしくは実験に割く時間が減るわけだが、効率的に話が進むことや、小角などだけでなくそれ以外の中性子のスタッフと知り合いになれるなど、+に働く事が多いと思った。
昼はベトナム料理フォーを食べ、夜は韓国料理を食べて、実験のチェックを行った後に帰宅した。今日は有意義な一日だった。
今日からストーニーブルックのTKさんと一緒にスピンエコー実験です。午前中、試料の準備、装置の準備を行い、お昼前には測定を開始できました。今回の実験は、これまで二回程予備実験を行い、試料濃度を上げての実験です。課題もしっかり採択されており、落ち着いて良い実験をするのみです。実験は長時間測定で、一つの試料を1日から2日かけて温度変化を測定する、というもの。最初の試料のデータを見てみた限り、予想通りの緩和カーブが得られているようだし、データも奇麗に取れている。さい先よい滑り出しである。
また、今日から我々の研究所では中性子の夏の学校が行われている。この夏の学校は毎年行われ、一年おきに、小角反射率組とダイナミクス組がそれぞれ主催することになっている。今年は小角散乱、反射率計についての夏の学校で総勢37名が参加しているそうである。丁度TKさんの実験を立ち上げようとしていたところ、CBさんがやってきて、「スピンエコーの説明を5分でよろしく」と言って来た。英語で5分のスピーチをするのはまだしんどいのだが、スピンエコーの説明をするだけの事なので、まぁ、なんとかこなした。途中で、英語がグタグタになってしまったが、皆真剣に聞いてくれたし、質問もしてくれたのでよしとしよう。
午後からはその夏の学校の生徒さんの普段やっている研究に関するポスターセッションがあり、数人の研究についてポスター発表を聞きに行った。夏の学校で普段その生徒さんが行っている研究のポスター発表、というのはこれまで聞いた事のない試みであった。普通夏の学校の生徒さんは聞き役になる事が多いが、その初日に自分から説明する、という時間がある事は学校をこなれたものにするためにはとても良いものであると感じた。勿論その分中性子に関する講義もしくは実験に割く時間が減るわけだが、効率的に話が進むことや、小角などだけでなくそれ以外の中性子のスタッフと知り合いになれるなど、+に働く事が多いと思った。
昼はベトナム料理フォーを食べ、夜は韓国料理を食べて、実験のチェックを行った後に帰宅した。今日は有意義な一日だった。
2008年6月11日水曜日
ORNL実験つづき
二日目の朝、ガイドホールに行ってみると、装置がダウンしていた。夜中にあったThunder stormのせいらしい。午前中は装置の復旧の時間となった。測定できていたデータを解析してみたところ、欲しい最小q値まで届いていない事がわかったので、もっと長い波長に変更して測定することにした。このため、午後は基礎データとりで終わってしまった。夕方から本格的に測定を開始した。
三日目(水曜日)は順調に測定を続けている。夕方thunder stormがあったが、大した事もなく装置も全く影響を受けなかった。
ユーザー控え室であいてる場所を探していると、原研のSWさんとHさんがいた。彼らも実験のため日本からORNLに来ているのだ。久しぶりにお会いしたので、30分程雑談した。夕方には、バージニア大のMKさんにあった。いつもはメリーランドの某研究所で良く会うのだが、ORNLで会うのもまたおもしろい。彼らとは明日の夕食を一緒にする約束をして別れた。
オークリッジは暑い。と言う事でアメリカ人の様に沢山ソフトドリンクを飲んでしまう。食事も完全にアメリカンで、メキシコ料理やピザ、中華のケータリング、ステーキなどを食べることになる。ここは小さな町なので、アジア料理は中華料理くらいしかなく、もう少しバリエーションが欲しいところだ。ただ、比較的味には満足していて、田舎な割には食べ物に困っていない。研究所の中には、いろんな野生生物がいて、ドライブしていても少し楽しめる。鹿や七面鳥、鷲にアナグマ、猫や狸などを目撃した。自然が一杯の研究所だ。そうそう。夜には蛍もちらほら見える。
三日目(水曜日)は順調に測定を続けている。夕方thunder stormがあったが、大した事もなく装置も全く影響を受けなかった。
ユーザー控え室であいてる場所を探していると、原研のSWさんとHさんがいた。彼らも実験のため日本からORNLに来ているのだ。久しぶりにお会いしたので、30分程雑談した。夕方には、バージニア大のMKさんにあった。いつもはメリーランドの某研究所で良く会うのだが、ORNLで会うのもまたおもしろい。彼らとは明日の夕食を一緒にする約束をして別れた。
オークリッジは暑い。と言う事でアメリカ人の様に沢山ソフトドリンクを飲んでしまう。食事も完全にアメリカンで、メキシコ料理やピザ、中華のケータリング、ステーキなどを食べることになる。ここは小さな町なので、アジア料理は中華料理くらいしかなく、もう少しバリエーションが欲しいところだ。ただ、比較的味には満足していて、田舎な割には食べ物に困っていない。研究所の中には、いろんな野生生物がいて、ドライブしていても少し楽しめる。鹿や七面鳥、鷲にアナグマ、猫や狸などを目撃した。自然が一杯の研究所だ。そうそう。夜には蛍もちらほら見える。
ORNL実験

今週はオークリッジで中性子小角散乱の実験中。日本からHSさんとKS君が来て一緒に実験している。そもそも、彼らがマシンタイムをもらい、僕はオークリッジの現状を見たいと言う気持ちも強かったので一緒に来させてもらった。オークリッジは出力の高い研究用原子炉を持ち、世界の中性子散乱のパイオニアの施設の一つである。最近、冷中性子源を設置しガイドホールを新設し、そこに2台の小角散乱装置を設置した。汎用のCG2-SANSと生物試料用のCG3-SANSである。今回はこのうちのCG2を使用している。

立ち上がって間もないため、普段僕がいるメリーランドの某施設と比較すると、全てをマニュアルで制御しなければならない、という制限があるのだが、線源強度や制御ソフトの実装具合から感じるに、数年後にはとても良い装置になっていると考えられる。そう言う意味での期待感を持つ事ができた。
オークリッジ研究所では最近、Spallation Neutron Source(SNS)も立ち上がり、アメリカにおける中性子研究の拠点としての役割が期待されているが、パルスと原子炉がお互いに協力しつつユーザー受け入れ態勢を確立しているところは感銘を受けた。日本ではなかなか難しそうな事である。
これはシステムの違いが一因としてある。日本では組織の間の壁を越える事が難しい事が良くある。しかしアメリカでは組織の間に壁を設ける事はあまりなく、特に利害が一致する場合にはあっという間に協力関係が出来上がる。組織の作り方にしても、先ずは有能な管理者を選定し、この管理者が全権を把握して事に当たる。大きなプロジェクトの場合はこの管理者が若い事が多い。SNSの場合は管理者に選定された時TMさんは36歳だったそうだ。そして、組織間の管理者同士がよく話し合いを行い、物事を決めて行く。そして研究者や技術者は、管理者サイドで決まった事を粛々と実行して行く。分業が明確なのである。この点がアメリカでの様々な物事がスムーズに進む事の一因だと考えている。
2008年5月19日月曜日
小角実験終了そして開始
本日は晴れ。でも、気温が低かった。
今朝でS君の小角実験が終了。結局3日間で、ファイル数が500くらいになったらしい。まぁ、良く録ったもんだ。解析がまた大変そう。それにしても楽しい実験だった。
そして、圧力装置を片付けつつ、次の測定、ZY君の脂質膜系の設定をしてもらう。実験担当者もSteveからPaulに交代。Y君の実験はマイルドな条件なので今日は休める。
午前中は、圧力容器の片付け、Y君の実験計画の打ち合わせと立ち上げ、スピンエコーの様子チェック、ACNSから帰ってきたAntonioらと話をしてたらあっという間に終わった。昼食後、徹夜明けのS君は帰宅(動物園に行くとか言っていたが、本当に行ったのだろうか…)、僕は明日の小角実験用に試料調整をした。結局試料調整が終了したのが4時頃で、Y君の実験の様子を見に行った。すると、やはりACNSから帰ってきたDanがやってきて、いろいろ喋った。面白かったのは、中性子散乱やってる研究者で、ウェイトリフティングのオリンピック候補者がいるとかで、ACNS終了を待たずに、その予選会に出かけて行った人がいるらしい。いろんな事やってる人がいるもんだと、感心した。そんなこんなであっという間に時間が過ぎて、自分の部屋に戻ったら6時頃だった。ようやくメールチェックをしたのだが、眠くて内容がよく分からない。返事を書くのを諦めて、帰宅する事にした。
明日は自分の実験ができるらしい。Y君にマシンタイムを分けてもらうのだ。論文用に必要なデータ録り、ということで、気合いを入れて試料調整した。いい結果が出ます様に。
ところで、先日購入したTennessee産のウィスキーがなくなった。結局、9日間でなくなった事になる。うーん。意外に早くなくなったなぁ…
今朝でS君の小角実験が終了。結局3日間で、ファイル数が500くらいになったらしい。まぁ、良く録ったもんだ。解析がまた大変そう。それにしても楽しい実験だった。
そして、圧力装置を片付けつつ、次の測定、ZY君の脂質膜系の設定をしてもらう。実験担当者もSteveからPaulに交代。Y君の実験はマイルドな条件なので今日は休める。
午前中は、圧力容器の片付け、Y君の実験計画の打ち合わせと立ち上げ、スピンエコーの様子チェック、ACNSから帰ってきたAntonioらと話をしてたらあっという間に終わった。昼食後、徹夜明けのS君は帰宅(動物園に行くとか言っていたが、本当に行ったのだろうか…)、僕は明日の小角実験用に試料調整をした。結局試料調整が終了したのが4時頃で、Y君の実験の様子を見に行った。すると、やはりACNSから帰ってきたDanがやってきて、いろいろ喋った。面白かったのは、中性子散乱やってる研究者で、ウェイトリフティングのオリンピック候補者がいるとかで、ACNS終了を待たずに、その予選会に出かけて行った人がいるらしい。いろんな事やってる人がいるもんだと、感心した。そんなこんなであっという間に時間が過ぎて、自分の部屋に戻ったら6時頃だった。ようやくメールチェックをしたのだが、眠くて内容がよく分からない。返事を書くのを諦めて、帰宅する事にした。
明日は自分の実験ができるらしい。Y君にマシンタイムを分けてもらうのだ。論文用に必要なデータ録り、ということで、気合いを入れて試料調整した。いい結果が出ます様に。
ところで、先日購入したTennessee産のウィスキーがなくなった。結局、9日間でなくなった事になる。うーん。意外に早くなくなったなぁ…
2008年5月18日日曜日
小角散乱実験二日目
本日の天候は、午前中から夕方まで晴れで、夜少し雨が降った。
小角散乱実験の二日目なので、土曜日だが朝から職場へ。夕べから臨界現象の測定をしているのだが、なかなか興味深い結果が得られている。実は今を去る事十数年前、臨界現象について研究した事がある。というか、それが僕がこの世界に入った最初のテーマである。学生だったからか、不勉強だったからか、当時は分かった様でよく分からない事も多かった臨界現象。今回、改めて見てみると、臨界現象は数ある物理現象の中でも美しい振る舞いをするものの代表格だろう。その臨界現象について、今までの僕の認識とは少し違う認識を持つ事が出来そうな結果で、実は結構興奮している。詳細は改めて解析が必要であろうが、S君の系はいろいろと面白いことが多い。
と言いつつ、実は6-7年前に今と同じ系を測定した事がある。その時はこの面白さに全く気がつかなかった。そのとき測定したデータは結局お蔵入りしてしまった。そして、今回実験して分かった事は、当時やった実験は、全く考えが浅くて、面白い所から離れて行く方向にしか実験していなかった事が分かった。そのとき少し違う事を考えていたら、もしかしたらその時にこの面白さに気がついたのかもしれない。でも、月日が経って、その同じ系をS君がアメリカまで持ってきてくれて、一緒に実験出来ている事に不思議さと面白さを感じている。
ところで、スピンエコーの実験も実は継続中である。そちらの方は、温度変化で長時間測定をかけていて、着々とデータが溜まっている。今日の夜には、少し条件を変えての測定を開始した。明日の夜には終了する。そしてその後は、別の試料を測定開始する予定である。
それにしても、今週は実験三昧であった。来週もしばらく続く。
最後に、今日の帰宅は午前1時30分頃だったのだが、帰る道々一つの不思議があった。バス停で、バスを待っているらしい男性が立っていた。こんな時間にバスがあるとはとても思えないのだが、彼はいったい何を待っていたのだろうか?
小角散乱実験の二日目なので、土曜日だが朝から職場へ。夕べから臨界現象の測定をしているのだが、なかなか興味深い結果が得られている。実は今を去る事十数年前、臨界現象について研究した事がある。というか、それが僕がこの世界に入った最初のテーマである。学生だったからか、不勉強だったからか、当時は分かった様でよく分からない事も多かった臨界現象。今回、改めて見てみると、臨界現象は数ある物理現象の中でも美しい振る舞いをするものの代表格だろう。その臨界現象について、今までの僕の認識とは少し違う認識を持つ事が出来そうな結果で、実は結構興奮している。詳細は改めて解析が必要であろうが、S君の系はいろいろと面白いことが多い。
と言いつつ、実は6-7年前に今と同じ系を測定した事がある。その時はこの面白さに全く気がつかなかった。そのとき測定したデータは結局お蔵入りしてしまった。そして、今回実験して分かった事は、当時やった実験は、全く考えが浅くて、面白い所から離れて行く方向にしか実験していなかった事が分かった。そのとき少し違う事を考えていたら、もしかしたらその時にこの面白さに気がついたのかもしれない。でも、月日が経って、その同じ系をS君がアメリカまで持ってきてくれて、一緒に実験出来ている事に不思議さと面白さを感じている。
ところで、スピンエコーの実験も実は継続中である。そちらの方は、温度変化で長時間測定をかけていて、着々とデータが溜まっている。今日の夜には、少し条件を変えての測定を開始した。明日の夜には終了する。そしてその後は、別の試料を測定開始する予定である。
それにしても、今週は実験三昧であった。来週もしばらく続く。
最後に、今日の帰宅は午前1時30分頃だったのだが、帰る道々一つの不思議があった。バス停で、バスを待っているらしい男性が立っていた。こんな時間にバスがあるとはとても思えないのだが、彼はいったい何を待っていたのだろうか?
2008年5月17日土曜日
小角散乱実験開始
今日は曇り時々雨、時々晴れ
さて、今日からS君の小角散乱実験でした。午前中は、圧力セルのセットアップからはじめたが、あっさりと立ち上がり、測定開始となった。少し遅めの昼食(今日は、ベトナムのフォー)をとり、午後からも測定を続ける。加圧下での温度誘起臨界現象の実験からはじめた。夕方には、スピンエコー装置の実験条件を変更し、夜、小角散乱の実験条件を変更してどちらもover night runとなったところで帰宅した。
アメリカ中性子学会に参加していた連中が段々帰ってきた。ZY君も帰って来た。来週の月曜日から彼の小角散乱実験が始まるので、その試料準備の相談と、学会でのやり取りなどを報告にきてくれた。彼にとっては有意義な議論が出来た会議だったようである。
昨日からの風邪がどんどん悪くなっている。やだやだ。
ところでベトナムのフォーについて少し。
米粉から作った麺をベトナム風のスープと一緒に食べる。スープは脂っこくなく後味がすっきりしているが、比較的味はしっかりついている。だしもきいている。私が普段好んで食べるのは、牛肉のいろんな部位が少しずつトッピングされたもの。名前はよくわかんないけど、「全部入り」みたいな感じで注文する。一緒に、もやし、パクチー、唐辛子とライムがついてくる。これらを適当に丼の中に入れて食す。辛みを付けつつも、そこそこ上品で美味しい。最初パクチーの匂いが気になっていたが、今では割と病み付きである。美味しいラーメンに簡単には巡り会えないアメリカではかなり重要な麺食である。
さて、今日からS君の小角散乱実験でした。午前中は、圧力セルのセットアップからはじめたが、あっさりと立ち上がり、測定開始となった。少し遅めの昼食(今日は、ベトナムのフォー)をとり、午後からも測定を続ける。加圧下での温度誘起臨界現象の実験からはじめた。夕方には、スピンエコー装置の実験条件を変更し、夜、小角散乱の実験条件を変更してどちらもover night runとなったところで帰宅した。
アメリカ中性子学会に参加していた連中が段々帰ってきた。ZY君も帰って来た。来週の月曜日から彼の小角散乱実験が始まるので、その試料準備の相談と、学会でのやり取りなどを報告にきてくれた。彼にとっては有意義な議論が出来た会議だったようである。
昨日からの風邪がどんどん悪くなっている。やだやだ。
ところでベトナムのフォーについて少し。
米粉から作った麺をベトナム風のスープと一緒に食べる。スープは脂っこくなく後味がすっきりしているが、比較的味はしっかりついている。だしもきいている。私が普段好んで食べるのは、牛肉のいろんな部位が少しずつトッピングされたもの。名前はよくわかんないけど、「全部入り」みたいな感じで注文する。一緒に、もやし、パクチー、唐辛子とライムがついてくる。これらを適当に丼の中に入れて食す。辛みを付けつつも、そこそこ上品で美味しい。最初パクチーの匂いが気になっていたが、今では割と病み付きである。美味しいラーメンに簡単には巡り会えないアメリカではかなり重要な麺食である。
2008年5月13日火曜日
やってしまった
本日は朝から快晴。久しぶりに晴れて気持ちがよかった。
午前中はS君のスピンエコー実験の立ち上げ。まず、高温から測定開始、ということで分解能を測定しながら温度を上げておきました。試料をセットして強度チェック。その後再度分解能の続きを測定しようと思っていたのだが、若干問題があって、そのまま試料の測定を続ける事になった。結局分解能測定する前に試料の測定をしているので、少し嫌な感じ。明日には温度が下がるので、温度が下がったら一旦試料を外して分解能測定をする事にした。
午後、小角散乱実験の準備で、圧力セルの使い方をS君に教えていた。少し違和感があるな、と思いつつ、ねじを締めて行った所…窓を割ってしまった。圧力かけてもないのに、窓を割ってしまった。こんな事は過去になかったなぁ、と思いつつ、原因も判明。単純に僕のケアレスミスでした。情けない。でも、まぁ、これでS君も慎重に圧力実験してくれる様になるでしょう、と思いますが、まぁ、ショックでした。
そういえば、お茶大のSさんが帰国されたと連絡があった。データと装置を送らなくては。
午前中はS君のスピンエコー実験の立ち上げ。まず、高温から測定開始、ということで分解能を測定しながら温度を上げておきました。試料をセットして強度チェック。その後再度分解能の続きを測定しようと思っていたのだが、若干問題があって、そのまま試料の測定を続ける事になった。結局分解能測定する前に試料の測定をしているので、少し嫌な感じ。明日には温度が下がるので、温度が下がったら一旦試料を外して分解能測定をする事にした。
午後、小角散乱実験の準備で、圧力セルの使い方をS君に教えていた。少し違和感があるな、と思いつつ、ねじを締めて行った所…窓を割ってしまった。圧力かけてもないのに、窓を割ってしまった。こんな事は過去になかったなぁ、と思いつつ、原因も判明。単純に僕のケアレスミスでした。情けない。でも、まぁ、これでS君も慎重に圧力実験してくれる様になるでしょう、と思いますが、まぁ、ショックでした。
そういえば、お茶大のSさんが帰国されたと連絡があった。データと装置を送らなくては。
2008年5月12日月曜日
実験準備など
今日は一日雨だった。
午前中、日本から来ているKS君と実験の打ち合わせ。今回は、明日からのスピンエコー実験と金曜日からの小角散乱実験の二本立てなので、それぞれ狙いをはっきりさせておく必要がある。小角散乱については、日本での打ち合わせも比較的良く出来ていて、狙い、計画ともに比較的すんなりいった。スピンエコーについては日数も短いので、テスト的に一番見たいところを見てみる、と言う事でまとまった。
昼食をカフェテリアでとった後、KS君は試料調整。僕は自分の部屋に戻った。
同室のJSGがフランスから帰って来て職場に顔を出していた。彼はグルノーブルにある研究所での中性子散乱実験に行っていたのだ。実験は余り芳しい結果ではなかったそうだが、2Tの磁場中でのスピンエコーを測定しているらしい。それがうまくいっている、と言うので大変興味深い話だった。その後、今後のマシンタイムの割り振りの事なども話をして、彼は時差ぼけもあるのだろう、割と早めに帰路についた。
来月のオークリッジにある研究所での中性子散乱実験について、user officeから手続きする様にとの連絡が来たので、早速必要情報を入力、送信して手続きを済ませた。
午前中、日本から来ているKS君と実験の打ち合わせ。今回は、明日からのスピンエコー実験と金曜日からの小角散乱実験の二本立てなので、それぞれ狙いをはっきりさせておく必要がある。小角散乱については、日本での打ち合わせも比較的良く出来ていて、狙い、計画ともに比較的すんなりいった。スピンエコーについては日数も短いので、テスト的に一番見たいところを見てみる、と言う事でまとまった。
昼食をカフェテリアでとった後、KS君は試料調整。僕は自分の部屋に戻った。
同室のJSGがフランスから帰って来て職場に顔を出していた。彼はグルノーブルにある研究所での中性子散乱実験に行っていたのだ。実験は余り芳しい結果ではなかったそうだが、2Tの磁場中でのスピンエコーを測定しているらしい。それがうまくいっている、と言うので大変興味深い話だった。その後、今後のマシンタイムの割り振りの事なども話をして、彼は時差ぼけもあるのだろう、割と早めに帰路についた。
来月のオークリッジにある研究所での中性子散乱実験について、user officeから手続きする様にとの連絡が来たので、早速必要情報を入力、送信して手続きを済ませた。
登録:
投稿 (Atom)