2009年1月16日金曜日

SANS実験一日目

ホテルでワッフルを焼いて食べてから、オークリッジ国立研究所へ。

すんなりと入構し、visitor centerへ行く。ここでもすんなりとバッジを貰って早速実験室へ。実験室では、受け入れ担当者のYMさんとGCさんが実験の準備をしていた。僕たちの前のユーザーが以前、今の研究所で1年程同僚だったWRCさんたちのグループで、少し彼と話をした。また、HSさんと話をしていたら、JFBさんがやって来て、いろいろと話をした。物性研が進めている日米協力のプロジェクトの進展具合なども聞いた。進んでいる装置建設の進展もありちょっと安心した。

午前中は、YMさんらが我々の実験のために温調の準備をしてくれた。それでも、温調はまだマニュアルコントロールで、全自動までは至っていなかった。しかし、前回よりは装置が良くなっていて、ずっと便利になった、と言う感覚だ。後もう一息、というところか。

実験は、KS君の試料で、彼が試料調整し、HSさんと僕は彼にアドバイスと実験計画の提案などを行いながら準備し、測定を開始した。昼食が遅くなったので、研究所のカフェテリアが締まっていて、仕方なくオークリッジ市街まで戻って、中華のバフェを食べた。その後、夜まで実験を続け、夕食は、KS君が借りたレンタカーについているGPSを頼りにKnoxvilleにある、STARというインド料理屋でカレーを食べた。余り大きくない店内は多くの客で賑わっており、実際カレーもおいしかった。一人前のシシケバブ(SEEKH KEBAB)カレーとナンを頼んだのだが、食べきれない程の量で、持ち帰り明日の昼食にすることになった。帰り道はGPSの目的地設定が違ったらしく、自分たちが進みたい方角とは全く違う方角をさして説明してくれるので少々不安になりながらも、自分たちと道路標識を頼りに無事研究所まで戻ったのだった。

それにしても今日は一日寒くて、夜は-10℃ほどだった。外を歩いていると寒くて寒くてとても凹んだ。とても寒いので夜中に試料交換をする事がないように朝までの測定をかけ、皆で帰って来た。明日の朝一はKS君が行って測定をかけてホテルまで帰ってくる事となった。

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