2009年4月30日木曜日

30Th. SAS abstract

昨夜書いた小角散乱国際会議の要旨と論文原稿を再度AFさんに見てもらったら、やっぱりいろいろ修正があった。なかなか英語力が上がらない。まぁ、考えてみれば日本語でもいろいろ間違いがあるんだから、英語ならもっと間違いがあっても当然と言えば当然。それにしても、いつもいつもAFさんに見てもらっていては、彼の労力が気になり始める。やっぱり、教えてもらってるうちに上達しなければ。

明日でMIさんたちの実験は終了で、今夜測定する試料についての打ち合わせと、得られているデータについての議論などを行った。MIさんらの試料の小角散乱測定データの絶対値化の問題について、AJさんが修正してくれたので、解析し直してきちんと数値を得て、MIさんらに送信した。

論文を投稿しようと思っていたら、今日、PBさんが帰って来ている事に気がついた。彼にもdraftを見てもらっているので、彼のコメントを貰ってからにしよう、と、たびたび部屋に行ってみたのだが、いつも誰か先客がいるか、部屋にいないかで、結局今日はコメントを貰えなかった。明日に延期した。

小角散乱国際会議は明日が締め切りなので、今日AFさんからの英語の修正を貰った後、参加登録し要旨も添付した。

さて、豚フルについてcnn.comを見ていたら、過去の大流行のときの事が少し書いてあったので重要な所だけかいつまんで書いておく。過去の大流行のうちの3回の傾向について述べられていたのだが、最も重要なことは、その三回とも感染の流行初期においては、比較的マイルドな形で蔓延し(第一波)、その数ヶ月後に第二波がやってきて、そのときに多数の死者が出たのだそうだ。昔と違うのは、今は第一波が来ている間にワクチンの開発などを急ぎ、第二波が来る前に対処できる様に出来る可能性がある、と言う事。云々。

その記事の中にも書いてあったが、歴史は科学そのものではない(科学的な歴史の検証はありえるけれど)ので、同じ事が起こるとは言えないが、少なくともこれを参考に対処方法について全力を挙げて対応してもらいたいものである。

って、もし本当に強力な第二波なんて事があるのなら、今年の後半の出張は軒並みキャンセル、というか入れない方が良いのかも?でも、そんな不確定要素に引っ張られるのもしゃくだし。

最後に、昼頃DNさんがやってきて、先日のIndianaでの発表について、あちらのボスPSと話をしたよ、と教えに来てくれた。皆さん、僕の発表を気に入っていて、喜んでいるから心配ないよ、とのこと。そして今は、それ以外に必要なことの事務処理を進めているのでもう暫く時間がかかる、のだそうだ。なんにせよ、少しほっとした。

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