朝からDLSのデモがあったので参加した。簡易型のDLS装置で、backscattering (160 degree)の散乱角に現れる光を測定して、DLSを調べようと言うものだった。何が良いかと言うと、試料数がしこたま仕込めると言う事。底部を光学研磨したプレートを設置するのだが、そのプレートが最小384サンプル設置可能で、多いプレートになると、1000以上の試料を乗せられると言うのである。なるほどDLS装置にもいろんなものがあるものだ、と思いながら説明を聞いていた。散乱角が高すぎるのが少々気になる。それに、レーザー光は底部から鉛直上向きに照射されるのだが、埃が入ったりしないのか少し不安な点もある。説明してくれた人はその心配はないと言うのだが。後は、メニスカスで反射した光が邪魔したりしないのかとか。たぶん、きちんとコリメートされているのだろう、説明者はそれも問題ないと言っていた。ダイナミックレンジは広いようなので、簡易測定には便利な装置かもしれない。
その後、部屋にこもって論文修正を行った。英語の見直しと内容の見直し。基本的には、英語を修正して分量を減らして、その分、内容を膨らませる、と言う作業。一日いろんな角度から見直したので、随分良くなったような気がする。後は英語を直してもらって、少々コメントを貰ったら投稿したいものである。
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