2009年4月6日月曜日

06Mo. IUCFセミナー

今日は、僕の所属機関である所の、Indiana University Cyclotron Facilityでセミナーをした。また、Facultyメンバーと懇談した。

まず、気がついた事は、Indiana Universityが州立大学だと言う事。実は、僕はずっと私立大学だと思っていた。何故か。それは、昔この大学について調べていた時に、この大学とは別にIndiana State Universityというのが存在する事に気がついたからだ。今日いろいろ聞いてみたら、このいずれも州立大学なのだそうである。確かにIUは大きな大学で学部学生が6000人とか、9000人とかいるらしい。少なくとも、僕が通った大学よりはかなり大きい。T大と比べてもどうなのだろう。まぁ、自分の所属する大学が私立か州立かも知らないという、恐ろしく怠け者なstaffであるが、今回の訪問でいろんなことが知れたので、まぁ、これからはIUの人間としてもう少し自負しても良いのだろう。

IUでのボスである、PSとの面談から始まって、物理科の主任VK、理論物理屋のHFら、それから、PSグループの学生、ZY、昼食後は、核物理屋のES、CLそして、サイクロトロン施設の中性子ターゲットの設計者DB、それから、DPBに続々面会。その後午後4時から1時間程のセミナーで、最後に、LENS(Low Energy Neutron Source)施設の見学をした。非常に中身の濃い一日であった。でもまぁ、セミナーも含めてなんとか無事にこなせたのではないだろうか。ちょっと肩の荷が下りた。ESさんに核物理の実験について少し紹介してもらったのは、わからないながらも、面白そうなものであった。ニュートリノと電子や陽子の結合定数がどのような値かを調べる、と言った類いの実験で、彼の物理のセンスを垣間みれるものであった。期待していた、RPとの面談はなかった。彼は何でもノルウェー国王から表彰を受けるために不在なのだとか。会えないのは残念なのだが、すごい話だ。

このような面談は、アメリカでいわゆる面接を受ける時には一般的なもので、セミナーとスタッフとの面談が一日、多い時には二日にわたって行われる。今の研究所に入った時には、このような面接はなかった(今のボスの一存で決まったため)ので、今回のは新鮮なものであった。こういう面接をすると、その後採用された時にすんなりと馴染めるのが良いのだろう。

4月と言うのに、みぞれが降る寒い一日であったが、夕方には少し晴れ間も見えて、IUキャンパス周辺も奇麗であった。夕食は、ZY君にメキシカンを買って来てもらい、ホテルでしゃべりながら一緒に食べた。まぁ、アメリカにいるのだから当り前なのだが…英語三昧の一日であった。

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