タイトルをどうしようかと考えたけど、やっぱり、今はこれでしょうか。
僕の情報源は、基本的に、日本のインターネットニュースです。アメリカでは日本の報道程迅速(というか、過剰?)でない、ように見えます。CDC (Centers for Disease Control)のホームページを見ると、一日一回情報の更新がされているようですが、日本のニュースでは、いろんな情報があって、便利です。昨日迄の過熱気味の報道に対して、今日は少し視点が変わった様な報道がされている様に感じます。一番重要なのはメキシコの情報なのですが、これがある意味あてにならない。昨日迄は、感染者19xx人、死者1xx人、で感染者に対する死亡率が7%程度だったのですが、WHOの鑑定を元にしたCDCの情報を見ると、確認された感染者26人、うち死者7人、となっています。全世界的に広がっているため、アメリカですら感染者は6x人です。メキシコでの感染者はもっと多いと思われますが、正確な数字が出てきません。これが判断を曇らせる要因ですね。メキシコ以外の国では死者はまだ報告されていません(アメリカではカリフォルニアで死亡した男性二人について可能性を検討中との事。でも、最初の調査では豚インフルウィルスは確認されていないとか)。で、今日の僕の結論は、豚インフルは確かに新型インフルエンザだが、蔓延している物の毒性はあまり高くない。放っておいてもかかる可能性のあるインフルエンザ。新型だから恐ろしいと言うが、通常のインフルエンザの方が毒性が高くて怖いのでは?ということ。もちろん、ワクチンがないとかいろいろ不安要素はある訳だが、かかってしまったら新型も旧型も関係ない???
今、この情報に敏感なのは、今週末からアメリカ国内の出張がある事と、両親が渡米する予定になっているから。僕の出張がこれを理由に取りやめになる可能性は非常に低い(万一WHOがアメリカへの渡航を自粛等という事になったり、学会自体が中止になったり)が、両親が渡米するのが取りやめになる可能性はある程度高い。何も、リスクを冒して迄来る事はない、と言うに決まっている。で、情報収集をしている訳だ。今の所は、まだ大丈夫だと思うので来て欲しいのだが、帰国後の飛行機の検疫を考えると、そう無理も言えないのも事実。嫌な時に厄介な問題が発生した物だ。
でも、この種の新型の病気というのはこれ迄の人類の歴史上でも沢山あったはず。そのような歴史から学べる事はないのだろうか。この辺りの事になると全く無知なのではあるが…
ともかく、今の所は、蔓延の様子、感染者の状態の情報を得て判断するしかない。結局様子見の受け身主義に変わりはない…
で、仕事の方は、午前中はNSEメンバーで話し合い。なんでも、うちの施設に配分される予算が減ったから偏極装置の購入を今年は見送る、という情報が入ったから。いつの間に予算が減ったのか、全く寝耳に水の話だ。移設のスケジュールを考えると、今年発注しておきたかったのだが、無念。これに伴い、他のパーツの購入についても難しそうな気配がする。というわけで、話し合った訳だ。
午後は、MIさんのデータ解析をした後、数編の論文読みと、論文検索。そして、SASの予稿書きを行った。SASの予稿は5/1が締め切りなのでもうすぐなのだが、発表する内容を検討していたら何となく行けそうな気配だったので、当初の予定通りの内容で申し込むつもりである。
2 件のコメント:
「検閲」じゃなくて「検疫」ね。
あら、ほんと。恥ずかし。。。本文直しておきます。コメントありがとうございました。
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