また一つ歳をとった。
今日は午後からinterviewがあったので、午前中はその準備に追われた。interviewというのは、うちの研究所のscience writerがやってきて、アメリカ物理学会でいくつかの研究について一般の人に説明する、ということで、東京からやってくるKM君の発表について話を聞かせて欲しい、というものであった。彼の研究は、とにかくどこに出しても目を引くようで、こちらの人はみんな気に入っているようだ。午後からしっかりと説明して、彼が彼なりの原稿をおこし、それを見せてくれる、と言うことになった。少々緊張していたが、このscience writerは倉敷に2年程いたことがあるそうで、僕のおかしな英語に楽しそうにつきあってくれた。
また、DBさんから届いたものについても話をしたが、やはり時既に遅しで、もう余白がないような印象であった。やっぱり、打診があったら、さっさとストーリーを伝えないと難しいようだ。
その後は、自分の研究に関していくつか論文を読んだ。1990年頃から現在までに関連の深いいくつかの論文が出ているので、それを全て読むつもりで読み始めた。今日は、Israelachviliの論文とLipowskyの論文を読んだ。その後、Israelachviliの教科書にも目を通してみた。勉強してみると、やはり既に議論はあるようで、それらをうまく使って今回の実験結果を説明する構想を考えつつ論文読みにふけるのであった。
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