昨日、先日投稿した論文の状況チェックをしたら、レフリーコメントを受け取って著者に送った、というステータスになっていた。が、メールを受け取った気配がなかった。今日にでも届くのだろうと思っていたのだが来ていない。論文などの連絡については、indiana大学のメールアドレスを使っているのだが、そのメールボックスのメモリーが一杯になっていたようで、5月の途中からそのアドレスに届いたメールが全てrejectされていたらしい。なんとも、情けない話である。恐らく、その中にその査読結果もあったのだろう。気がついたので、メールをたくさん削除して、エディターに連絡、午後になって、査読結果が届いた。この際、連絡先メールアドレスを変えることにしよう。
では、今日の出来事。
MSさんのゲラ校正。うちの研究所の校正はまだ上がらないので、引き続き待ってもらう様にお願いしているのだが、やはり、お怒りの様で、なんとか少しだけ猶予をお願いしている。気持ちはわかるし、僕の落ち度もあるので、ひたすらお願いするのみ。
夏の学校の発表準備。メールの問題や、論文の校正の問題などでなかなか集中できなかったのだが、原理の話のアニメーションをつけたりしてまた一歩完成に近づいた。夕方、AFさんにファイルを渡してチェックをお願いした。足りないものがあったらまずいから。その後、サイエンスの話を作り始めた。が、上記論文の査読結果がやって来て中断。
査読結果。二人のレフリーからコメントが届いた。一人は、100点満点の120点くらいの高評価で、無条件受理を選択してくれていた。もう一人は、70〜80点くらいの評価かな。突っ込みはなかなか厳しいもので、少し考えないとうまく答えられないかもしれないが、多分、誠意を持って答えれば通してくれるんじゃないか、と期待する。エディターは勿論中立なのだが、どちらかと言うと味方に回ってくれそうな雰囲気で、頑張ればこの雑誌に通してくれそうな気がする。答えを作るのはなかなか苦しいのだが、気持ち的にはかなり嬉しい。
夕方、SMCさんが訪ねて来て、勝田から羽田の移動方法について質問を受けた。Yahoo!の路線を調べていたら、新橋乗り換えで都営浅草線で羽田迄行ける、というルートを見つけた。知らなかった(忘れてた?)。でも、考えてみたら京急と都営浅草線は相互乗り入れしてるんでしたっけ?と思い、ルートを紹介。勿論、モノレール経由も教えておきました。
online published。夜メールチェックしてみたら、Physica Bに投稿していた論文がonlineで掲載された旨の連絡が来ていた。ゲラ校正してないよ!と思ったら、こちらもindianaのアドレスに連絡があった模様である。ただ、最終校正はまだできる、と言う事なので一安心した。この論文は、昨年Physical Review E誌に掲載されたスピンエコーデータの新しい解釈の方法論について、もう少しきちんと理論を適用してみましたよ、というもの。内容的にはPRE誌を超えるものではないが、この考えの妥当性をもう少しきちんと後押しできたのではないか、と思われる。マニアックな論文です。
online published 2。また、同一雑誌に同時に掲載予定の、KM君の論文もonlineで掲載された旨の連絡があった。こちらはきちんとゲラ校正もしてある。この論文は、slide-ring gelと呼ばれる高分子複合系で形成されるゲルの内部運動についてスピンエコーを使って調べた研究結果のうちの、初めて出版される論文になる。KM君がアメリカ迄やって来て一緒に測定したものである。その実験の前に別の似た系で実験をしているのだが、それについてはまだ出版迄たどり着かない。頑張らなくては。
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