2009年8月19日水曜日

19We. 釈然としない

一昨日から昨日にかけて、Physica Bに三件、Macromoleculesに一件アクセプトされていた論文が出版になったと連絡があった。共同研究者の皆様、ご苦労様でした。

釈然としないのは、今日アクセプトの連絡があった論文。元々、Physical Review Lettersに投稿したのだが、3人のレフリー中、二人がPhysical Review E止まり、という判断だったので、PREに再投稿した。一応、Rapid Communicationで投稿していたのだが、今日きたのは、regular articleとしてアクセプト、という物だった。投稿のとき選んだ分野も変更された。その上、PACSナンバー*も新しいのがふされていて、しかもそれがメインだと言う。その番号を調べてみたら、Microscopyである。僕がやってるのはMicroscopyでは決してない。というわけで、そのPACSナンバーだけはやめて欲しい旨メールを送った。今回の論文は、single authorで初めて書いた英語の論文で、出版が受理されたのはもちろん嬉しいのだが、なんにも思う様にならなかったので何となく釈然としない。贅沢でしょうか?

あ、考えてみたら、投稿の時に、Rapid Communicationにする理由をきちんと書いてなかった。あー、それでだ。ミスったな。このブログ書いてて気がついた。これで腑に落ちた。

*PACSナンバーというのは、物理系の雑誌に投稿する時に分野をわかりやすくする為に、分野や方法等を番号で表してある物で、3-4個の番号が各論文についているのだ。もともと3つは選んでいたので、その3つにしておいて欲しいのだけど、editor判断では少し分野が違っている、という事なのだろう。

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