2009年7月22日水曜日

22We. 落選

昨日の事になるが、9月にイギリスで開かれる小角散乱国際会議の発表がoralかposterかの発表があった。残念ながら、ポスターになった。内容は面白いと思うんだけど…。ともかく…。KMくんの発表はoralになっていたのでそれは、とても良かった。KS君のは結論がペンディングされてた。多分、誰かがキャンセルしたらoralにしてもらえる、という事なんじゃないかと思う。

昨日は、DNさんと少し込み入った話もした。今後の身の振り方を真剣に考えなければならない時期になったようだという事を確認する事と、それをDNさんに伝える事が目的だった。彼の僕に対する評価もきちんと言ってもらった。彼曰く、「子供の事は僕にはわからない。でも、君はここにいるべきだ、と僕は思う。しっかりと考えて結論を出して欲しい。」このままアメリカに居続けるのか、それとも日本に帰る事を考えるのか。子供の年齢の事もあるので、まじめに考えなければならない。この結論は難しそうだ。でも、考えてみれば、渡米するときは、「三年以内にクビになるかも」と思いながらやってきたものだった。思った通りに事が運ばない事も多く、苦労も多かった。でも、研究に関しては、その質は格段に上がった気がする。がむしゃらに(読者の方でそうでもないぞ、と思ってらっしゃる方、僕的にはがむしゃらなのよ)頑張った結果、「いて欲しい」と言われる様になっている事はとても誇らしい事である。この様な経験を踏まえて、今後どうするのか。夜も眠れない…

今日は、朝からフルペーパーの修正をしつつ、実験の申請書の採点結果等をチェックしたりしていた。今回僕が書いた申請は当落線上にありそうだ。KS君の代理の方は今の所高評価だったので採択になりそうだ。発表はポスターでもいいけれど、実験時間は確保したい所だ。その合間に、ANAカードのとあるセクションの人から電話がかかった。「今日ヒューストンに行って買い物したか?」という事だった。もちろん答えはno。「誰かに情報を盗まれてるかもしれないので、このカードを凍結しました。」と。こういう事ってあるんですね。不便ですが、きちんとチェックしてくれているのは有り難い。でも、使い込まれたのかどうかまではその場で確認出来なかった(英語力の無さ)ので、明細が届く迄は安心は出来ないのだが。午後は、明日から始まる実験の為に、装置の立ち上げと試料のセットをした。でも、真空ポンプが無かった(試料環境グループの所で使われてた)ので、それだけは明日にペンディングにしたが、おそらく大して問題にはならないだろう。もちろん、明日の朝には返してもらう様にキチンとお願いだけはしておいた。

それにしても、再投稿した論文のレフリーコメントがなかなか届かない。レフリーの方はお忙しいのだろう。と思ってたら、今日そのレフリーにreminderがeditorから送られたと書いてあった。お忙しい所を急かされるのもまた大変な事ではある。でも、僕としては早くコメントを知りたいというのも事実。というわけで、レフリーになったら、それなりに優先して仕上げないといけないな、と自戒する訳である。

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