2008年12月12日金曜日

実験と解析と

午前中、polymerであったセミナーに参加した。発表者は、Prof. M. Gradzielskiでstopped flowによる界面活性剤系の構造形成の話だった。いくつかの実験結果を示していて、面白い結果がいろいろあった。注目はやはり、安定構造間の転移のpath wayで、stopped flowによる実験がkineticsやdynamicsを調べる点で有用だ、と言うような話だった。

午後からはその彼がうちの施設に来る、ということで、自分の研究のことや彼の研究のことなどいろいろ聞きたいと思っていたのだが、結局、15分しかなくて、装置の説明して、今行ってる実験をさらっと説明したら時間が終わってしまった。ただ、僕の実験については、面白そうだと言うコメントだったので、その点はよかった。一度訪ねてみたいなぁ、と思った。

その他の時間は相変わらず実験と解析である。実験は着々と進んでいて、データがたまって来たので、目的とする解析方法で解析を始めてみた。やっぱり、実験って簡単ではなくて、さくっとfittingできる、と言う事もなく、少し解析に時間がかかりそうだ。ただ、組成や温度による違いは見えていると思うので、実験そのものはうまく行っていると思われる。解析のもう一工夫がいる、と言う事なのだろう。うまく捌けると良い結果になると思うのだが。さて、どうなるか。

また、1月にORNLで行う実験のための出張日程を決めて、飛行機とホテルの予約をした。

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