2008年12月31日水曜日

歯が…

かけた…

ものすごくショック。歯が欠けて、アナがあいた。全く痛みはないのだが、欠けた状態がよくわかる。丁度、銀をかぶせている所の脇が欠けたらしい。あぁ。ブルー…

2008年12月25日木曜日

念願の

ついに、カメラを買ってしまいました。クリスマスプレゼント、と思って、アマゾンで購入しておいたのです。メール連絡では、来年になるとかなんとか言っていたのですが、クリスマスイブに届きました。ありがとう!

買ったカメラは、PENTAX K200で、18-50mmのレンズ付きです。PENTAXにした理由は以前PENTAXの銀映カメラを持っていたからで、レンズを共通で使えるからです。28-80mmレンズとHSさんに頂いた80-200mmの望遠レンズも使える、と言う事で結構幅広く撮影できるのではないかとわくわくうきうきしています。今回購入したのは、これに加えて、8GBのSDカードとリモコン。締めて$600ってのは、割とお得だったのではないかと思っています。今後はこのカメラで撮影した写真も載せて行きたいと思います。

2008年12月22日月曜日

まとめ

今年ももうすぐクリスマスで、残す所後わずかとなってきました。先週末で今年の原子炉運転も終了し、僕の実験も全て終了となりました。また、こちらではクリスマス以降年始頃まで皆さんお休みされるので、僕も今年は明日で仕事を終わりにしようと思っています。

ということで、今日と明日は今年のまとめをしておかなくてはなりません。

朝メールチェックをしたら、ドイツでの実験結果についての報告が届いていた。それを踏まえて、その前にここで行った実験の結果についての論文を如何にまとめるか、と言う事の相談が含まれていた。思い返せばこの実験、今年の1月に行った実験でした。寒い中、面白い結果が出たと喜んだものでした。その後いろいろありましたが。兎に角、主著者の意向に従って、方針について同意するメールを送っておきました。

また、アメリカに来て初期の頃に行った実験結果をまとめた論文がMacromoleculesに受理された、と言う報告もありました。その実験は確か2007年の1月に行った実験だったと思います。結果に結びついた事は大変嬉しい事であります。

また、来年はじめ頃のマシンタイムを決めるために少し仕事を行いました。

その後、今年最後のNSE実験結果についてレポートを作成しようとデータとにらめっこ。3月から断続的に行った実験結果をいろいろ検討していた所、レポートが簡単には作成できなさそうだ、と言う事に気がついた。いくつか確認しながら書かなければならないようで、今日はほとんどペンを進める事が出来なかった。明日一日でまとめることができるかどうか微妙な情勢。

更に、僕自身の12月の実験についても解析を進めて、少しまとめておきたいのだが、そこまで手は回らないかも。休暇中の仕事としてペンディングとなるような気がする。

それにしても、今年は良く実験をした。出張も多くなって来た。今年僕の目玉の論文は、1月2日に投稿したのだった。夏頃掲載されて結構満足のいくものだった。それ以外にも共著の論文もいくつか出たし、よく頑張った年ではなかろうか。来年に向けてしっかり準備しなければ。

2008年12月17日水曜日

話し合い

今日は、小角散乱データの解析をした。

バージニアからMKさんが来ていたので、話をした。また、今来ているTKさんらとも少し話をした。
来サイクルのスピンエコー装置の実験日程について担当者で話し合いをした。
明日からインディアナに戻るZY君と夕食を食べた。

2008年12月16日火曜日

議論

朝TKさんから電話があり、装置が止まっているとのこと。というわけで、朝装置に駆けつけて再起動して、測定を続けた。

高圧学会誌の原稿について、レフリーが掲載OKを出してくれた、と連絡があった。元原稿や図を先方のformatに直して送信した。これで一つ仕事が終わった。

その後、TKさんと今の実験についての解釈や解析の方針などを話し合った。丁度、今やっている系のダイナミクスが、以前、K大のTKさんがやったのに似ている上に、丁度今こちらに来ている、というわけで、質問してみよう、と言うことになった。午後からその件について質問して、いろいろと教えてもらった。

また、その際、今行っている研究についても説明し、ご理解頂いたようだ。いろいろ発展性についての話なども出来てとても良かった。というわけで、先日測定したデータの解釈を進めなければ。

先日少し書いたが、次のビームタイムラウンドの申請の他のレフリーからのコメントも帰って来た。出だしが大変悪かったものの、その他のコメントは比較的建設的だし、ポジティブな意見だったので少し安心した。

夕方、ORNLの事務から連絡があり、visaについての問い合わせだった。そう言えば、visaを変更したので、その連絡をしなければならなかったのだ。とりあえず、expiration dateだけ知らせれば良いとの事だったので、それをメールで連絡した。

2008年12月15日月曜日

日本人ユーザー

今日は朝から、SUNYのTKさん、MAさん、K大のTKさん、GMさんと学生さんの5人もの日本人がうちの施設にやってきた。K大のTKさんとは朝から日本の事についていろいろ話をして教えてもらった。

結局僕の実験は無事終了したのだが、少しよく分からないこともあって、うまく解析出来るかどうか不安だ。

SUNYのTKさんは週末から反射率の実験で、今日からスピンエコーの実験も始めた。前のユーザーは僕だったので、引き継ぎはすんなりうまくいった。TKさんの実験は、これまでにやって来たのの続きなので、実験自体はうまく行くと思う。

それにしても、今週末に原子炉が止まるのだが、それで今年の運転は終了だ。今年もまた早かった。

2008年12月12日金曜日

実験と解析と

午前中、polymerであったセミナーに参加した。発表者は、Prof. M. Gradzielskiでstopped flowによる界面活性剤系の構造形成の話だった。いくつかの実験結果を示していて、面白い結果がいろいろあった。注目はやはり、安定構造間の転移のpath wayで、stopped flowによる実験がkineticsやdynamicsを調べる点で有用だ、と言うような話だった。

午後からはその彼がうちの施設に来る、ということで、自分の研究のことや彼の研究のことなどいろいろ聞きたいと思っていたのだが、結局、15分しかなくて、装置の説明して、今行ってる実験をさらっと説明したら時間が終わってしまった。ただ、僕の実験については、面白そうだと言うコメントだったので、その点はよかった。一度訪ねてみたいなぁ、と思った。

その他の時間は相変わらず実験と解析である。実験は着々と進んでいて、データがたまって来たので、目的とする解析方法で解析を始めてみた。やっぱり、実験って簡単ではなくて、さくっとfittingできる、と言う事もなく、少し解析に時間がかかりそうだ。ただ、組成や温度による違いは見えていると思うので、実験そのものはうまく行っていると思われる。解析のもう一工夫がいる、と言う事なのだろう。うまく捌けると良い結果になると思うのだが。さて、どうなるか。

また、1月にORNLで行う実験のための出張日程を決めて、飛行機とホテルの予約をした。

2008年12月11日木曜日

GINSE

今日は午前中セミナーがあった。ドイツからやって来た研究者で、GISANSとGINSEを使ったコロイド粒子の表面近傍の構造とダイナミクスの話で、特に、流動場中の議論を行いたくて最近注目している研究、ということだった。特に、GINSEの実験の話は技術的に興味深く聞いた。ただ、サイエンスとして本当には何がやりたいのか、という意味ではまだあまり明確ではなく、今後の進展が期待される。

また、次のプロポーザルラウンドの技術審査を終わらせた。

その他の時間は、スピンエコーの実験と解析。2つ目の試料が終了し、6つめの試料の半分の測定が明日の朝には終了する事になる。その後は、週末にかけて長時間ランをかけて、月曜日に怒濤の様に短めの測定を行う、という計画だ。明日は、ドイツから著名なマイクロエマルション系の研究者が高分子グループの所にやって来てセミナーがある予定なのだが、丁度試料交換の時間がセミナー中になりそうで、少し困っている。うまくやりくり出来るといいのだが。

2008年12月10日水曜日

高圧学会誌再投稿

朝、共著者からのコメントが帰って来ていたので、修正を加えた。何度か読み返して、夜になって編集者に原稿を送った。

NSE実験は順調に進んでいる。データは着々と出ているのだが、全体の解析をするにはまだデータが足りないので、解析をしつつ、データが揃うのを待っているような状態が続く。それにしても、ここのところ頻繁に起こっていたマイナーエラーが皆無になっている。ものすごく快適に実験が進んでいる。ある意味怖い。

次のビームラウンドの申請書についての技術審査が回って来ているので、それをはじめた。全てについてざっと目を通したが、一件を除いては問題はなさそうな感じだった。時間があれば明日にはコメントを書こうと思う。

2008年12月9日火曜日

今頃

ZY君が書いた論文を今年の1月か2月頃読んでいた様な気がする。その後どうなったのかと思っていたら、今頃になってようやく投稿した、という。長い間DBさんの所で止まっていたらしい。

今日もNSE実験の続きの一日。思ったより測定が早めに進んでいるので、試料を増やす事にした。うまく入るかどうかは不明だが、なんとかなると良いのだが。測定データは順調に溜まっていて、解釈を考えてみると、なかなか面白そうなのではないか、と思う。早く全容が見たい。明日になると、定量的な解析も始められそうなのでそれが楽しみである。

と思ったら、温度制御をリモートにしていなかったので、測定はうまく行っていなかった。幸い自宅から気がついたので、2時間弱のロスで済んだ。最初のデータを持って帰って自宅でさくっと解析してみたが、結構うまく行っているような感じに見える。やっぱり楽しみだ。

2008年12月8日月曜日

NSE実験続き

週末はずっとNSEが動いていたけど、一度も呼び出される事がなかった。前のサイクルに交換したGP-IBコントローラがいいらしい。日曜の朝4時頃試料交換をして後は週末は家族と過ごせました。良かった。でて来てるデータはまずまずで、今のところ、ちゃんと目的の領域で違いが見えているようなのでひとまずは安心、と言う所でしょうか。

また、週末には久しぶりに、2年程前にうちの研究所の他の部門にいたTT君が尋ねて来てくれた。今はR研でポスドクをやっているのだけど、いろいろ言ったわがままを全部聞いて、土産を持って来てくれた。そのうちの一つでもきたら嬉しいな、と言うつもりだったのに、全部持って来てくれたので逆に、恐縮した。日曜日の夕食を一緒にとり、いろいろと日本の状況を聞いた。

実験以外の時間は、データの解析と論文読み。

また、FRM-IIのデータをうちの解析ソフトで読み込むことができる様になったと、夜になって連絡があった。これでいろいろと比較が出来る。ありがたい。また、HEさんからお願いしていた資料が届いたので目を通した。

JSGさんやAFさんが戻って来たので、週末の装置の様子などを話した。データに少し納得いかない所があるのでAFさんと話し合ったが、解決策は見つからなかった。もっとも、間違ったデータがでて来ているわけではないので実験は継続するのだが、何となく気持ち悪い。

次のサイクルラウンドに提出していた中性子の申請書のレフリーレビューが一つ帰って来ていたので見てみた。ひどい点数をつけられていた。コメントを読んでみたけど、まぁ、勿論納得できる事が書いてある訳もなく、次のラウンドはビーム貰えそうにない、と言う事だけは分かった。時々よくわからんレフリーがつくこともあるけど、それも研究の一環。僕の書いた申請書の内容が理解しにくいものだったのだろう。それにしても、ひどい点数になった理由が今一よくわからないのは何の参考にもならない。

2008年12月6日土曜日

NSE実験

今日は朝からスピンエコー実験。

職場についたら、原子炉が丁度full powerになった所でした。すぐに装置の所に行き、ビームを待つ事に。根元のシャッターが開き、うちの装置のシャッターを開けた所、放射線チェックをしている人が、「いつもに比べて線量が凄く低いけど、ちゃんとビーム出てる?」と。ビームモニターのカウントを確認して、「あぁ、これは、新しいNVSを入れたんで、その回転方向が逆になってビームブロックしてるんだと思いますよ。」ということで、NVSの回転方向を逆にした。これ、日本で昔経験した事があるので全く焦らずに理解出来たんだけど、初めての出来事だったら、ものすごくあたふたしていたでしょうね。しかも、他の装置担当者はいないから、相当困ったはず。案の定、回転方向を逆にしたら普通にビームが出て来て、装置の調整を行えた。

今日はまずは波長校正から。AgBehのピーク位置で波長を確認して、広い範囲のエコーを測定して波長分布を確認する。という作業。本当は、チョッパーを使いたいんだけど、壊れてて動かないから仕方が無い。結局、夕方までかけて、波長校正を行った。もう少しいい条件に持って行きたかったんだけど、夕方になってたし、自分の測定を始めたいので途中で切り上げて測定にかかった。

その間、ガイドホール拡張のための冷却水の能力の計算の為に、僕らの装置の電気食いコイルのスペックを連絡したりした。結局、今計画している冷却水のキャパで僕らの装置の冷却も問題なさそうだ、という結論になったので安心した。

夕方から分解能測定を始めて、夜中に試料の測定を開始した。今回の実験は、ある程度結果を予想しているものの、本当にそうなるのか全く分からない。これから10日間、楽しみな実験である。

2008年12月4日木曜日

チームミーティング

毎サイクル終了後、次のサイクルが始まる前にチームミーティングを行います。僕の属するチームは、非弾性散乱のグループで、HFBS、DCS、NSE、FANSの担当者が入っています。ミーティングは、前のサイクルでそれぞれの装置で何をやったか、という、報告会です。今日は、いつも報告するAFさんもJSGさんも不在、というわけで、NSEのことについては僕が報告しました。まぁ、そういう所でどう言う状況だったか、を説明する訳で、何をやったかが分かってもらえれば良い訳ですが、相変わらず、英語力が無いが為に、面白い事もいえず、しどろもどろになりながら説明しました。いいたい事は分かってもらえた様なので、それは良いんだけど、なんだか、やっぱり情けないですね。

さて、今日は、久しぶりにZY君と顔を会わせました。彼のholidayについて聞いてみた所、車が壊れてしまったが為に、予定が大幅に押してしまったようです。トランスミッションを乗せ変えて、休み前に$1500かかった、と言ってました。奥様がGeorgia州にいるので、そこで過ごしていたようです。片道10時間程のドライブだそうで、DCエリアよりは暖かいとの事。僕らも一回いってみようかな。

午後からは、明日から始まる実験の試料準備。濃厚系なので、試料調整に少し気を遣います。温めたり冷やしたりしながら平衡に達しやすくなる様にして、試料セルにつめておしまい。エアバブルの混入を心配していましたが、セルにつめたあと低温に置いて流動性を持たせる事でうまく空気も抜けたようです。あとは、実際の測定を待つばかり。明日は朝からビームが供給される予定なので、一日頑張ろう。

夕方、久しぶりにゴルフの練習をしにうちっ放しに行った所、8時で終了ってことで、結局練習出来ず仕舞い。残念。

2008年12月3日水曜日

準備

朝から、高圧学会誌の原稿の修正を行い、共著者に送信した。

明日のチームミーティングの資料を作り、その後、NSEチームメンバーで少し話し合いをした。明日は、AFさんもJSGさんもいない事が分かったので、チームミーティングでの報告役は僕、と言うことになった。

AFさんの発表原稿を見て少しコメントする。

JSGさんの実験の後片付けを少し手伝い、その後、自分の実験用のセッティングを作る。

実験用の試料セルなどの洗浄を行い、乾燥させた。また、以前測定したデータの解析などを行いながら、実験条件について改めて考えた。

2008年12月2日火曜日

MacBook Pro returns

ようやく、MacBook Proが手元に戻ってきました。結局、Logic Board、ファン、電源の交換を行ったとの事。しめて、$525だったそうな。いずれにせよ、ようやくもとの環境が帰って来て嬉しい限りです。というわけで、今日は朝からMacBookで進めていた仕事のファイルをMacBook Proにコピーしたりして、使える環境を取り戻した。

KM君のPRLに対するレフリーコメントが帰って来たので、その内容について検討したり、今後の方策等について、自分なりに思案してみた。

ドイツ出張中に高圧学会誌に投稿した原稿のレフリーコメントが帰って来ていたのだが、ドイツでは内容を精査出来ていなかったので、今日から修正にかかった。editorからは少し長いので可能なら短く、というコメントもあったので、短くする事も考えながら原稿を見た。

明後日から始まる実験に向けて、装置の立ち上げ。この前のサイクルはNVSの調子があまり良くなかったので、サイクル終了とともにNVSの乗せ変えを行ったらしい。このNVS、新しく購入した新品なので、波長校正等を念入りに行う必要があろう。というわけで、チョッパーが動くかどうかSANSの人に確認したら、まだ直してないとの事なので、面倒だけど、自力での波長校正を行う、という事になりそうだ。また、試料のチェックと、測定時間や測定条件についてのシミュレーションを行った。その結果、マシンタイムが足りそうにない、という事が判明して少々困った状況だ。ビームが出てから全体のアレンジを考え直そう。

2008年12月1日月曜日

久しぶりに

職場に顔を出したら、いくつか仕事が待っていた。

出張の整理をして、出張の報告をして、同僚といろいろ話をした。いくつかの論文についていろいろ意見も来ていたので、それらの整理をした。

次の実験についての検討を行い、実験方針のシミュレーションや試料のチェック等を行った。

ボスと論文へのレフリーコメントについて話して、今後の方針を共著者に送ったりした。また、ドイツで測定されているデータのチェックを行い、コメントを送った。

出張の為に借りていたパソコンを返し、修理に出しているパソコンの現状を聞いた。明日には元のパソコンが戻ってくるであろう事が分かった。明日からようやくもとの環境で仕事ができる良かった。