2009年2月12日木曜日

12Th. 実験開始

ようやく自宅にネットワークが開通した。家の中の片付けはまだ残っているものの、引っ越しも一段落である。夜になると星が良く見える。久しぶりに星をゆっくりと見て感動している。

今日から原子炉が稼働し、それとともに自分のスピンエコー実験を開始した。今回の実験は、前回12月の実験のときに得られた少しおかしなデータが何に由来するのかを確かめるためのもので、5日間程である。

アメリカの景気刺激策が発表され、それに伴って我々の施設にもお金がついたそうだ。アナライザーを買おう、と言う事で少し話し始めた。また、グラントの申請の件もいよいよ大詰めに近づいて来ているようだ。装置の話の部分を改訂することになった。それから夏の学校。今年は我々の担当番なので、今月はこれについての書類作りも待っている。

それ以外の時間は、T大のMSさんから相談のあった件についていろいろ計算をしていた。中性子小角散乱データの非干渉性散乱強度をいかにして見積もるか、と言う方法論の話なのだが、以前の仕事の続きな感じで、おもしろい。計算結果もリーズナブルに見えるので結構うまく行く方法論なのであろうと思われる。コチラで測定したデータでもものによってはうまく行っているようなので、それも含めてやると見栄えも良くなるような気がする。

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